郡山の国産ウイスキー『963』
皆さま こんにちは。
またお酒の話題ですが、今回はウイスキーについてご紹介させていただきます。
このウイスキーの名前は ”963”と言います。
このまま【きゅーろくさん】と読んでください。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、郡山市の郵便番号なのです。
なぜその名前なのか? それは郡山で誕生したウイスキーだからです。
そしてこのウイスキーの最大の特徴は製造工程にあります。
市販されているアルコール度数46%以下のウイスキーは、瓶詰めの前にマイナス30度以上に冷やして冷却ろ過しますが、
この工程によってウイスキーはクリアになり、急激な温度変化による濁りを防ぐことができます。
しかし、冷却ろ過はウイスキーが本来もっている旨味や香りを取り除いてしまうこともあります。
そこで963はアルコール度数を46%以上にし、冷却ろ過を使わない 『ノンチルフィルター製法』を導入し
加水せず作られている、こだわりの詰まった郡山生まれの国産ウイスキーなのです。
笹の川酒造の当時の当主であった8代目の山口哲蔵氏は戦後間もない1946年(昭和21年)から、
ウイスキーの製造を発案して製造免許を取得した3年後くらいに福島県南酒販の社長となっている背景があります。
郡山の風土で生まれ、”驚き”と”感動”をコンセプトに誕生したウイスキーです。
興味のある方はどうぞお手に取って、郡山のウイスキーを味わってみませんか。
宿泊部 宗形