「2016年09月」の記事一覧
猪苗代(いなわしろ)湖について
皆さま こんにちは。
今回は福島県自慢の豊かな自然を誇る美しい湖、猪苗代湖(別名:天鏡湖てんきょうこ)について
ご紹介したいと思います。
猪苗代湖は、福島県会津若松市・郡山市・耶麻郡猪苗代町にまたがる福島県のほぼ中央に位置し、磐梯朝日国立公園に属しており、日本国内で4番目に広い湖です。
大きな特徴としまして
弱酸性の地下水や弱酸性の源泉が川から流入してきているため、特に流入部を中心に湖水は酸性を示しています。そのためプランクトンが少なく、有機物の値が低い為きれいな湖でもあるのです。
また平均水深約5.5mで湖の大部分を占める南部水域の本湖体と、湾状で平均水域2.5mの浅い北部水域の二つに特徴付けることが出来ます。
湖面の標高514mは全国でも有数の標高が高い湖であり、面積は103.24kmあります。
過去に4年連続湖沼で日本一の水質として知られていましたが、残念ながら近年は
一位の座を明け渡してしまいました。原因を調査した結果、北部に生えるセキショウモ・ヒメホタルイ・ヒシなどの水生植物が夏に生い茂り、秋になると腐食して浜辺に打ち上げられることを目の当たりにしたため、「NPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議」連携団体や学生ボランティアを募り水草改修活動を毎年行っています。