寒晒し蕎麦とは・・・。
皆さんこんにちは。
今回ご紹介するのは蕎麦好き方におススメの「寒晒し蕎麦」についてです。
寒晒し蕎麦とは、 会津・山都では、江戸時代、徳川将軍家に献上されていたという、超贅沢な蕎麦があったそうです。それが「寒晒しそば」。どうやって作るかというと、1年で最も寒さの厳しい大寒のころに、極寒の渓流に蕎麦の実を浸します。10日ほどしたらそれを引き上げ、さらに20日ほど寒風に晒して自然乾燥させます。これを製粉してそばに打つと、弾けるような食感の、すばらしい蕎麦ができるのです。これが山都の「寒晒しそば」。江戸時代、信州の高遠藩では、このようにして作った寒晒しそばを、将軍家に献上していました。蕎麦は庶民の食べ物と思われていますが、将軍家では、民衆の食べる蕎麦とは違う、こんな贅沢な蕎麦を食べていたそうです。
また、会津の山都では寒晒しまつりというものも行っていますが、一般のお蕎麦屋さんでも食べられる所もあるそうなので、一度食べてみてはいかがでしょうか。
宿泊部 橋本