霧幻狭(むげんきょう)
皆様 こんにちは。
今回は、奥会津とJR只見線を撮影し続ける郷土写真家・星賢孝(ほしけんこう)さんが復活させました
廃村で消滅した只見川の渡し船『霧幻狭の渡し』についてご紹介させていただきます。
かつて金山町三更地区では、生活の足として只見川を渡る手漕ぎの渡し船を利用していました。
その情緒ある手漕ぎの渡し船と夏場に現れる「川霧」を始めとする
只見川の川面から眺める風光明媚な景色は、国内外から注目を集め
現在インバウンドでの地域活性化にも取り組みを行っています。
こちらは只見線展望台にて早朝撮影した第一只見川橋梁の画像です。
「道の駅 尾瀬街道みしま宿」から徒歩3分ほどの場所にあり
撮影スポットは3か所ありますが、一番手前から撮影しました。
川霧の撮影は6月中旬から9月中旬がおすすめで
只見線始発の6時と7時台の上下2本が狙い目となります。
しかし走る列車と川霧の競演はとても難しく、わたしが撮影した際は
電車のタイミングが計れませんでした。
川霧はまれに雨上がりや夕刻に出ることもあるそうです。
前置きが長くなりましたが
令和5年度霧幻狭の渡しは4/22から営業が再開しており
周遊プラン・散策付プランがございます。
運行は金山町観光物産協会が行っており、事前の予約が必要になりますので
”霧幻狭の渡し 公式予約サイト” よりお願いいたします。
朝7時からの運行時間もありますので、前泊がおすすめです。
幻想的な川霧を船上と只見線との共演で体験して頂きたいです。
船頭としての写真家・星賢孝さんにお会い出来るかもしれません。
年間300日撮影を続ける星さんだからこそ知る四季折々の美しき奥会津を
写真集からも是非見ていただきたいです!
新緑から初夏へと移り変わる奥会津へ皆様も会いに行きませんか。
宿泊部 湯田