ペルーの世界遺産「マチュピチュ村」との関わり
皆様 こんにちは。
早速ですが、福島県が世界遺産で知られるマチュピチュ村と深い関わりがあることはご存知でしたか？
ペルーの世界遺産で、世界でも知られているマチュピチュ遺跡ですがこの遺跡の麓にあるのがマチュピチュ村です。
マチュピチュ村は南米ペルー共和国にある人口約3,000人の村で、世界遺産でもあるマチュピチュの歴史保護区があり、年間約200万人がこの地を訪れる世界的にとても有名な村です。
今からちょうど100年前、安達郡大玉村の裕福な農家で育った ”野内与吉”さんは海外での成功を目指して、ペルーの地に契約移民として降り立ちました。様々な困難を乗り越えた後に、ペルー国鉄に勤務し線路拡張大工事に携わり当時最終地点であったマチュピチュに移り住んだことをきっかけに、この地の発展に努め電気も水道もない数家族しか住んでいない集落を現在の姿へと大きく発展させる原動力となりました。
やがてこの地で村の行政官や村長を務めたことが縁となって、かねてよりあったマチュピチュ村から友好都市締結の申し入れを受け、双方の国を何度と訪れ晴れて平成27年度マチュピチュの歴史保護区での友好都市締結となりました。
また与吉さんのお孫さん野内セサル良郎さんは16歳の時来日しましたが、悔しいことや辛いことなど数え切れないほどの経験を乗り越えることが出来たのは何事にもあきらめず、異国で人のために尽くした祖父与吉さんが勇気づけてくれたからだそうです。
そして祖父の偉大なる功績を大玉村へ”資料館”として残そうとプロジェジェクトを立ち上げ、平成27年の5/3 大玉温泉「金泉閣」内に 『野内与吉資料館』を開設したのです。
大玉村の岳温温泉は無味澄透で無臭 ｐｈ2.48の酸性泉でとても肌に柔らかいお湯です。
「金泉閣」の露天風呂から見上げる満天の星空は吸い込まれる程綺麗です。
私のお気に入りの宿のひとつです(*^^*)
郡山にお越しの際はお立ち寄りください。
これからの桜の季節是非いかがでしょうか？
宿泊部 湯田