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「2016年06月」の記事一覧

日本三大まんじゅう

こんにちは。
突然ですが、皆さまは「日本三大まんじゅう」をご存じでしょうか?
日本三大饅頭、一つ目は京都の志ほせ饅頭、二つ目は岡山の大手まんぢゅう、そして三つ目が福島・郡山銘菓の薄皮饅頭なのです。
日本三大饅頭
小さな頃から食べ親しんできた柏屋の薄皮饅頭・・・最近店頭広告が変わったのですがそこで初めて日本三大まんじゅうになっていることを知りました。
いつから認定されたのか調べてみたのですが、残念ながら正確な日にちまでは分からず・・・。
私と同じように店頭広告やテレビコマーシャルを見て知る方も多いようでしたので、今回は日本三大まんじゅう、そして薄皮饅頭について紹介してまいります♪
今でこそ饅頭といえば甘い餡入りのものが多いですが、饅頭の始まりは「肉まん」だったそうです。
誕生は3世紀の中国。川の氾濫を鎮めるため、諸葛孔明が人身の代わりに南蛮人の頭をかたどった肉詰めの菓子を川に投げ込んだことが始まりと言われています。
日本では室町時代、中国の林浄因が日本に渡来し、肉食が許されない僧侶のために小豆を煮つめ、甘葛の甘味と塩味を加えた餡を作って皮に包んで蒸し上げたのが日本のまんじゅう文化の始まりです。
その子孫は応仁の乱で三河に疎開したあと、京都で「塩瀬」という饅頭店を開きました。
三大まんじゅうの一つ、志ほせ饅頭の始まりです。餡を包む皮にすりおろした大和芋を使うのが特徴で、650年間伝統の味を守り、現在の工程もすべて手作業だそうです。
また、二つ目の三大饅頭、岡山の銘菓・大手まんぢゅうは品質と新鮮さに徹底的にこだわり、地元で熱烈な支持を得ています。
東北地方では嘉永5年(1852年)、奥州街道の宿場町郡山宿で、初代本名善兵衛が、「百歳の翁にも三歳の子どもにもまんじゅうは国民の滋養である」として、当時の東北では珍しい、皮が薄く、こしあんがたっぷりの饅頭を考案しました。
一度食べたら忘れられない味と評判の薄皮饅頭の始まりです。
そのおいしさは奥州街道の名物となり、旅する人々にとってわざわざ遠回りしてでも食べたい饅頭となったそうです。
薄皮饅頭は黒砂糖風味の薄皮と甘すぎないあんこのマッチングが絶妙で、どんな時代でも長続きする、あきない饅頭の代表格になっています。
また、混ぜ物も添加物もなく、個包装も簡単にラップをかけるだけで詰められています。
日持ちよりも「おいしさ」を追求しているということだそうです。
創業以来の味を守り続け、愛され続ける薄皮饅頭。
三大まんじゅうの話題とともに、お土産にいかがでしょうか?
 
  宿泊部 小松

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