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会津漆器について
皆さん こんにちは。
今回は福島県会津地方に伝わる伝統工芸の一つ”会津漆器”についてご紹介いたします。
安土・桃山時代(1953?1603)に、当時の会津の藩主が産業として推奨したことから発展していきました。このとき藩主は他の領地から漆器作りに関わる職人を呼び集め、会津漆器を製作するための基礎を作ったといわれています。こうした漆器の技術が受け継がれ、現在では会津地方は日本の主要な漆器産地になりました。
歴史的には津軽塗や輪島塗よりも早くから盛んとなったようです。
特徴的な装飾としては、
金粉で絵を描く蒔絵(まきえ)や、虹色の貝を付着させる螺鈿(らでん)
松竹梅に破魔矢・糸車を配した伝統的な図案の”会津絵”
明治時代発案で雲形に牡丹・鳳凰・松竹梅・鶴亀を配した図案の”錦絵”などがあり
また会津漆器の特徴的な技法として”花塗(はなぬり)”という上塗りの後、研磨を行わないで仕上げる技法で傷がつきにくいと言われています