「2015年11月」の記事一覧
ふくしまの地元飯(朝ラー文化)
皆さま こんにちは。
皆さまはふくしまのご当地グルメで、ご存知なものはいくつありますか?
B?1グランプリで優勝の”なみえ焼きそば(浪江町)”は記憶に新しいでしょうか?
福島の地元グルメはそれ以外にも”ソースカツ丼(会津若松市)” ”円盤餃子(福島市飯坂町)”など数え切れないほど、地元で愛されている味がたくさんあります。
今回は喜多方市の「朝ラー文化」についてご紹介いたします。
札幌・博多に並ぶ3大らーめんのひとつに数えられる喜多方らーめん。
その本場である喜多方市は2006年(平成18年)の周辺自治体との合併前には、人口約3万7千人の街に、約120のらーめん店があり対人口比では日本一を誇りました。
この街では朝かららーめんを食べる習慣があり、「朝ラー」と呼ばれています。
そのルーツは地元の人々の声。元々は夜勤明けも工員や早朝から働く農家、夜行列車の乗客など朝からしっかりと食事をしたい人々の声に応えるために始まり、次第に一般市民に広がって、観光客にも知られることになったそうです。
(平成26年9月現在、喜多方老麺会加盟店45店舗中、5店舗が朝から営業中です。)
醤油のスープは朝でもすっきり食べられ、太いちぢれ麺は腹もちもよさそう。
らーめんを愛する喜多方市民にっとて、朝食がラーメンであることはごく自然なことかもしれません。